用語、技術解説索引-P

Pで始まる用語や技術の解説です

PET

  • PETはポリエチレンテレフタレート(POLY ETHYLENE TEREPHTHALATの略で石油から生成されるポリエステルの一種です。PETボトル以外に繊維やフィルムに使用されています。

PFD

  • PFDはPREPARED FOR DEYINGで染め対応の意味です。Tシャツを後染(縫製後に染めることを指します)する場合(通常反応染ですが)素材が綿100%で縫製糸も綿である必要があります。後染を行うと特に乾燥段階でTシャツはワンサイズ程縮みます。PFDと表記されていないTシャツでも綿100%で綿糸縫製の品番はありますが縮みを考慮してワンサイズ大きなものを使用します。結果、サイズネームの付け替えしないと表記より小さい製品になってしまします。PFDはこの縮みも考慮してワンサイズ程大きく企画されています。PFDではない綿素材、綿糸縫製のTシャツは、稀ですが、見頃と袖の生地が異なり、染め色が異なってしまうというようなことが考えられます。
  • 後染を行うとおおよそワンサイズ縮むと述べましたが、これは主にタンブラー乾燥の段階で起こります。染着の工程ではシャツはそうは縮みません。ですのでタンブラー乾燥を行わず、自然乾燥で仕上げるという手もあります。加工賃的に若干高くはなりますがサイズで悩む必要がないのでこちらのほうがPFDを使用するよりおすすめということになります。

PIGMENT DYE(顔料染め)

  • ほとんどの繊維の染色はいわゆる染料を用いて科学的に行われます。染料を代表するのもとして反応染料があげられます。反応染料以外にも酸性染料や分散染料、スレン染料等繊維の種類によって各種染料、染法を使用します。これに対して顔料染は一般的な染色とは異なり物理的に生地の表面に色素を固着させる染法です。具体的には樹脂を含む水溶液に顔料を分散させ、樹脂の力で生地の表面に付着させます。
  • 絵具やペンキ等にも使用されている顔料の発色は染料に比べるともともと悪く、特に顔料染に用いた場合は濃度がなかなか出ないのが現実ですが、このことこそが顔料染の魅力であり、製品状態で染められることとも相まって、中古感を醸し出します。顔料を固着させる樹脂は摩擦に弱く洗濯を繰り返す毎に徐々に剥離してゆきます。これに伴って染の色は段階的に色あせてゆきます。「着用していく間により雰囲気が出てくる」等の表現はこの現象をさしています。要するに劣化しやすいということですが、中古感を求める向きには効果的な手法です。

PP

  • ポリプロピレンの事で、通称「ピーピー」です。ポリエチレンと並び幅広い分野で使用されている石油化学製品です。ポリプロピレンはTシャツ等の透明のプラスティックの袋や不織布が有名です。ポリエチレンを代表する物の一つはコンビニ袋です。